INGREDIENT

メバル

13
関連レシピ
8
共起食材
0
同カテゴリ食材

「メバル」を扱う前に知っておきたいこと

RANRECI GUIDE

煮付けの王様。目が大きい魚は煮汁を濁らせないよう、霜降りをするかしないかで仕上がりが決まる。

🌿 旬: 冬〜春(1月〜5月。「春告げ魚」と呼ばれる)

どんな魚か

メバルは大きな目が特徴の根魚で、春先に旬を迎えることから「春告げ魚」とも呼ばれます。アカメバル・クロメバル・シロメバルなど複数種があり、北日本では近縁のエゾメバル(ガヤ)も一般的です。

煮付けにしたときの美味しさで評価が確立している魚で、淡白ながら旨味のある白身と、骨から出る上品なだしが持ち味です。カサゴと並ぶ「煮付け向き根魚」の代表格と言えます。

選び方

  • :名前の通り目が大きく、黒目が澄んで飛び出しているもの
  • 体色:模様がはっきりして艶があるもの
  • エラ:鮮やかな赤色
  • :張りがあり、柔らかくなっていないもの

調理法別の向き

調理法 向き ポイント
煮付け 隠し包丁+霜降り。7〜10分で仕上げる
塩焼き 振り塩15分。皮目をパリッと
唐揚げ 小型なら丸ごと二度揚げ
味噌汁・潮汁 あらから濃いだしが出る
刺身 鮮度が良ければ薄造りで
アクアパッツァ 洋風でも骨のだしが活きる

煮付けの黄金比

醤油・酒・みりん・砂糖・水を 1:1:1:0.5:2 で合わせ、しょうがの薄切りを加えるのが基本形です。煮汁を先に煮立ててから魚を入れ、落としぶたをして中火で7〜10分。魚を返さず、煮汁を回しかけて仕上げます。

保存

  • 冷蔵:下処理して水気を拭き、ペーパーで包んで2日以内
  • 冷凍:1尾ずつラップ+冷凍用袋で3週間
  • 霜降り済み冷凍:煮付け用なら霜降りまで済ませて冷凍すると、解凍後すぐ煮られる

ranreci データからの所見

ranreci が観測している楽天レシピのランキングでは、メバル関連は煮付けが圧倒的多数で、次いで唐揚げが続きます。カサゴと似た傾向ですが、メバルのほうが煮付けに寄っており、「唐揚げで骨まで食べる」文化が強いカサゴとは対照的です。身の柔らかさの違いが、そのまま調理法の分布に表れていると考えられます。

「メバル」の下処理・下ごしらえ

RANRECI HOW-TO

メバルは身が柔らかく崩れやすい魚です。ウロコとエラ・内臓を取ったあと、霜降り(熱湯をかける)をするかどうかで煮汁の澄み方が変わります。煮付けにするなら霜降りを推奨します。

⏱ 所要時間の目安: 1尾あたり約7分
  1. 1
    ウロコを取る

    尾から頭に向かってウロコ取りか包丁の背でこそげます。メバルのウロコは薄く剥がれやすいので力は要りませんが、ヒレの付け根とエラぶた周りに残りやすいので指で確認してください。飛び散るのでポリ袋か水中での作業がおすすめです。

  2. 2
    エラと内臓を取る

    エラぶたを開いてエラの付け根を上下2箇所切り、引き抜きます。腹に肛門から胸びれに向けて浅く切れ目を入れ、内臓をかき出します。煮付けは頭付きで仕上げるので、頭は落とさないでください。

  3. 3
    血合いを掻き出す

    背骨に沿った黒い血合い(腎臓)を、竹串か古い歯ブラシで掻き出します。ここが残ると煮汁が濁り生臭くなります。流水でしっかり洗い、腹の中まで指を入れて確認してください。

  4. 4
    隠し包丁を入れる

    身の厚い部分(背側)に十字か斜めの切り込みを1〜2本、骨に届く程度に入れます。火の通りが均一になり、味も染みます。切り込みが浅いと意味がなく、深すぎると煮崩れるので、身の厚みの半分程度が目安です。

  5. 5
    霜降りをする

    バットに並べて熱湯を全体に回しかけ、表面が白くなったらすぐ冷水に取ります。残ったウロコ・ぬめり・血が浮くので、指で優しく洗い流します。この工程で煮汁が澄み、生臭さが消えます。水気を拭いてから煮汁に入れてください。

この手順は ranreci 編集部が独自にまとめたものです。個別のレシピの作り方は各レシピの提供元をご確認ください。

「メバル」のよくある質問

Q.ガヤメバルとメバルは違う魚ですか
A.「ガヤ」は北海道・東北でエゾメバル(クロソイの仲間)を指す地方名で、メバルの近縁種です。標準的なメバル(アカメバル・クロメバル・シロメバル)より小型で数が獲れるため、安価で流通します。味は淡白で身質も近く、煮付け・唐揚げ・味噌汁と調理法は共通で問題ありません。
Q.煮付けで身が崩れてしまいます
A.煮汁が沸騰する前に入れているか、煮る時間が長すぎる可能性があります。煮汁をしっかり煮立ててから魚を入れ、落としぶたをして中火で7〜10分が目安です。途中で魚を返すと崩れるので、煮汁をスプーンで回しかけて味を行き渡らせてください。霜降りをしておくと表面のたんぱく質が固まり、崩れにくくなります。
Q.煮汁が濁って生臭くなります
A.血合いの取り残しか、霜降りをしていないのが原因です。背骨に沿った黒い部分を竹串で掻き出し、熱湯をかけてから冷水で洗う霜降りを行ってください。また煮汁にしょうがの薄切りを加えると臭みが抑えられます。落としぶたをして強めの火で短時間仕上げるのも、臭みを飛ばすコツです。
Q.メバルは刺身で食べられますか
A.鮮度が良ければ食べられます。淡白で上品な白身で、薄造りにすると美味です。ただし身が小さく歩留まりが悪いため、家庭では煮付けや塩焼きにするほうが実用的です。刺身にする場合は釣ったその日か、信頼できる鮮魚店のものに限ってください。

メバルを使った人気レシピ

最近観測された TOP13。クリックで詳細ページへ。

よく一緒に使われる食材

「メバル」を使うレシピで頻出する他の材料 TOP8。

醤油9みりん887しょうが74砂糖4レモン2

調理時間の分布

約15分 8
約30分 4
約10分 1

費用目安の分布

300円前後 7
指定なし 3
500円前後 2
1,000円前後 1